東京国際芸術祭2006
『アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.1 ドラマリーディング』
いちにちでっ
4ほんっ
みるっ
演出家修行の一環。
テクニックがないと
インスピレーションに食われる
A『メイヘム』
MAYHEM
演出:宮崎真子さん(俳優座)
あざやかな演出の手腕 そして上品。
とくにおもしろい話ではない
阿部一徳さんの 悪趣味すれすれの演技よかった
リーディングのつまらなさのぎりぎり。
B『アクト・ア・レディ 〜アメリカ中西部ドラッグショー〜』
ACT A LADY, a mid-western drag show in three acts
演出:江本純子さん(毛皮族)
おわー
これでは えもとさんは損してるとおもいました このやりかたでは。
やっちゃえ!といういきおいで 通用する戯曲ではない
もしくは役者の技量がたりない
観客の受け入れる器もたりない。
やるほう うけるほうの 体力も。
もっとビフテキ とか食ってる人種の戯曲か。
C『ベラージオ;もしくはメタル製のすべてのもの;もしくはおじいちゃんがパパを射殺させるとき』
BELLAGIO; or Of all Things Made of Metal; or When Grandpapa Had Daddy Shot (2005)
演出:中島諒人さん
斉藤頼陽さんよかったです
集中しながらも的をはずしてゆくかんじ
おもちゃのピストルみたいな キッチュさかしら
むずかしいいことば連発なので
苦戦とみえた
これをあそべたひとの勝ちだ
さいごまでもちこたえると おもしろい戯曲なのだけど。
スピードか。速度。
D『セックスハビッツ・オブ・アメリカンウィメン』
THE SEX HABITS OF AMERICAN WOMEN (2004)
演出:中野成樹さん((POOL-5)+フランケンズ)
広い舞台をうまくつかうのがむずかしそうでしたが
おもしろい瞬間は多かったです
おんなのひとが 性をどう語るか というのは
わたしの興味のむくところであるので
どうくるかな?と
出演者がみんなわかいひとばかりなのがざんねんでした。
もしくは そこをうまくつかいきれていなかった。